浄蓮寺かいき法要記念事業計画
平成13年(2001)年4月の定期役員総会で、最初に発表して以来、進めてきましたこの事業計画の概要を簡単に、ご説明致します。 ▼ かいき法要とは? 「かいき法要」とは、聞き慣れない言葉です。これは、正式には「浄蓮寺開基 400年法要並びに、親鸞聖人750回大遠忌法要」です。この名称だと、余りにも長すぎるので、誰もが呼びやすいように「かいき法要」と簡略化し ました。 何故、「かいき」になるのでしょう?クイズではありませんが、すぐには、ご理解できない人のために、ご説明します。開基(かいき)とは、お寺が創建されて、寺号を公称するようになることを言います。つまり、浄蓮寺が誕生して400年になるということです。これは、平成22年(2010)です。もうひとつは、親鸞聖人750回忌(かいき)です。これは、平成23年(2011)です。浄土真宗を開かれたご開山・親鸞聖人がご往生されて、750年を迎えます。 この「かいき法要」を迎えるにあたって、法要をただ勤めるだけではなく、かねてより念願をしていました浄蓮寺門信徒会館建設を中心とした、伽藍整備を進めてゆこうと言うのが、この度の事業計画です。 ▼ 門信徒会館建設 門徒会館は、現在、他寺院でも、どんどん建設が進められているもので、寺族の住まいとは別個の、また本堂のような純粋な礼拝施設とは違う、寺院の事務・法務・行事活動の拠点となる施設です。浄蓮寺がこれから建設を進めようという会館は、境内のスペースの関係もあって、そんなに大きなものではありませんが、現代人のニーズに合うように、1階は全て、フローリング(床の間)、バリアーフリーで、足腰の悪いお年寄りや、若者向きに設計されています。 大広間(27畳)は、会議や研修会の他に、法事の会食にも利用出来ますし、個室になった応接室では、ゆっくり落ち着いて、ご門徒さんに応対ができます。 2階の和室は、法座の時は、ご講師が使われますが、ご門徒も会議や控え室、着替え室として利用できます。エレベータ ー(3名乗り) もありますので、お年寄りもスムースに移動できます。〔訂正(2004.10.01) エレベーターの設置は、購入経費と管理経費の面から、問題があるとのご指摘があり、当面は、荷物を上げ下ろしするだけのダムエーターを設置することになりました。〕 会館内はインターネットの(有線・無線)LAN配線をしますので、ノートパソコンを持参 すれば、インターネットも出来ます。また、パソコン教室をすることも可能です。
▼ 上部団体懇志 伽藍整備の他に重要な項目は、上部団体への寄附です。本堂改修工事や、境内整備事業等、これまでの浄蓮寺の事業を見ましても大概は、本山・教区の法要記念事業と結びついています。今回は、平成18年(2006)の山口別院建立20周年記念事業と平成23年(2011)に本山・西本願寺で勤められる親鸞聖人750回大遠忌法要記念事業です。この度の浄蓮寺の事業も、上部団体の事業を想定した計画となっております。上部団体への懇志と言っても、全体の支出の10%を占めるもので、決して少ない数字ではありません。浄蓮寺の事業に直接に反映されるものではありま せんが、浄土真宗のご法義繁盛のため、本願寺教団の興隆のためとご理解いただきたいと思います。 以上、概略をご説明しましたが、これからの事業の進捗状況は随時、このページにて、詳しくお伝えしますので、よろしくご協力・ご支援のほどお願い申し上げます。
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